🌸卒業生からのメッセージ🌸

令和5年度 共同教育学部卒業

群馬県小学校教諭

石野 桃香さん

(群馬県立前橋女子高等学校出身)

音楽専攻の素晴らしさは、教職に関する知識を深めながら、音楽の専門技術も同時に磨ける点にあります。授業では、音楽科指導法だけでなく、実践的な演習、アンサンブル、日本の伝統音楽、声楽、ピアノ、そして音楽の骨格を形作る和声法など、幅広い内容が取り入れられています。これらを通じて、子どもたちに音楽の魅力をどのように伝えるかを、実践を通じて体得しました。音楽を教えるということは、ただ知識を伝えるだけでなく、その感動をどう共有するかを学ぶことでもあります。この学びの過程で、音楽が持つ無限の可能性に触れ、教える喜びと情熱を一層感じました。

授業を担当してくださる先生方は、音楽の知識だけでなく、教職に関する悩みや迷い、さらにはプライベートな相談にまで親身に応じてくださいました。どんな困難も一緒に向き合ってくれ、安心感と信頼感を抱いていました。また、授業を通じて他教科を専攻している学生とも交流する機会があり、これまで気づかなかった新しい視点から音楽を見つめ直すきっかけを得ることができました。

先生方と、多彩な個性を持つ仲間たちに囲まれ、意見を交換し、互いに刺激し合いながら過ごした毎日は、常に新しい発見と成長の連続でした。この充実した大学生活で培った経験や学びが、今の私を支える原動力となっています。

令和年度 共同教育学部卒業

群馬県私立高等学校教諭

梶山 莉沙さん

(群馬県立高崎女子高等学校出身)

音楽専攻の魅力は、ただ音楽の専門的な知識や技術を学ぶだけにとどまらず、音楽活動を通じて人間性をも磨くことができる点にあります。特に、合唱やオーケストラの授業では、学年を超えた仲間たちと共に一つの音楽作品を作り上げる喜びを味わいながら、演奏技術はもちろん、指導法やチームワークの大切さまで、実践を通して深く学べる環境が整っています。こうした授業を通じて、異なる学年の学生同士の交流が盛んで、学年に関係なく仲が良いという点も、音楽専攻の大きな魅力の一つです。

そして、教員となった今、改めて感じているのは、音楽専攻で学んだ知識や経験が、教育現場や社会で大いに役立つということです。音楽を通して得た学びは、音楽以外の場面でも強力な武器となります。音楽専攻での時間は、自分自身を成長させる絶好のチャンスです。ぜひ、多くのことを学び、吸収して、新たな可能性を広げてください!

令和4年度 教育学部卒業

群馬県中学校教諭

金井 彬さん

(東京農業大学第二高等学校出身)

音楽専攻の魅力は、充実した環境でピアノや歌、楽器の練習に集中できる点にあります。一人暮らしや家庭の事情で練習が難しい場合でも、授業の合間や放課後にしっかりと取り組むことが可能です。また、音楽に情熱を持つ仲間たちと日々を共に過ごすことで、先輩・後輩・同級生と音楽について深く議論し合えるのも、大きな魅力です。

さらに、「群大音楽科シンフォニカ」の活動を通じて、合唱やオーケストラで仲間と共に音楽を創り上げる楽しさ、難しさ、そしてその過程での苦労を実感できます。準備や運営を通じて、「多くの努力と準備があってこそ演奏会が成功する」という大切な学びを得ることができました。この経験は、大学卒業後の仕事においても大いに役立っています。

このように、音楽専攻で得た経験は、音楽を愛する者にとってかけがえのないものとなるでしょう!

令和4年度 教育学部卒業

群馬県中学校教諭

津久居 咲妃さん

(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校出身)

音楽教育を専攻する学生として、大学での学びは私にとって非常に充実したものでした。特に3年生からは、それぞれの研究室に分かれて専門分野を深く掘り下げる機会が与えられ、実践的なスキルや知識を多角的に習得することができました。私が所属していた声楽研究室では、声楽の本格的な技術だけでなく、様々な歌曲やアリアを通して、作曲家のエピソードや楽曲の深い分析を学ぶことができました。また、教員採用試験や卒業研究に向けた手厚いサポートもあり、とても心強く感じました。

合唱の授業では、グループで歌詞を深く考える活動を行い、特に中学校での合唱コンクールに向けた指導に役立っています。単に歌を合わせるだけでなく、作曲者の意図や楽曲の背景を生徒たちと一緒に考え、音楽に対する理解を深めながら合唱を仕上げていく過程は、大学での学びが非常に有用であると実感しています。

さらに、オーケストラや多言語の歌、合唱など、貴重な経験を数多く積むことができました。ここでは書ききれないほどの学びが、実際の教育現場で大いに役立っていると感じています